英語面接必勝法 ~質問編~


就職面接で緊張するのは当然のことですが、母国語以外で受ける時は尚更のことです。

企業についてよく調査すること、服装や身だしなみを社会人らしく整えて行くこと、笑顔を作ったり、姿勢を正したりなど、準備できることは多くあります。

面接で重要なのは、自分を偽らず、ありのままの自分でいることです。
面接官はできるだけ素のあなたを知りたいと思っています。それと同時に、あなたがその職場環境にどれだけ適応することが可能であるかを判断しようとします。英語を間違えないか…と、心配ばかりしていたりすると、神経質だなと思われてしまうかもしれません。

1. Tell us about yourself

ここでは簡単な自己紹介(自己PR)を求められています。回答が長くなり過ぎないよう、注意してくださいね。

自分の人間性を相手に伝える機会でもありますが、やはり就職のための面接なので、ここは職歴を中心に仕事観などについて返答してください。過去の役職や、なぜ新しい国で就職活動をしているのかなどを明確に伝えましょう。既に履歴書は渡してありますから、学歴についてはあまり触れなくても良いでしょう。英語圏の国では、学歴よりも職歴やその分野での経験が重要視される傾向があるからです。

2. Where do you see yourself in XX years?

ここでは、○○年後のあなたの理想の将来像を聞かれています。

もちろん、仕事の面での現実的な話です。例え、5年後には南フランスにあるプール付きの大邸宅に住むことを夢見ていたとしても、ここはそれを述べるところではありません。

○○年後も同じ会社で働いている自分を想像できますか?(もちろん面接官はそうであることを期待しています)

○○年後には具体的にどの役職に就いていたいと思いますか?

自分の描く理想のキャリアや目標について良く考えてから答えるようにしましょう。

3. What are your strengths and weaknesses?

自分の長所と短所を述べよ、と言われています。
面接官が知りたいのは、あなたが職場で発揮できる強みと弱みについてです。

コミュニケーション能力が優れているのか?新しい作業の飲み込みが早い人材なのか?自分の能力や性格を、職場でどのように役立たせることができるのかを考えましょう。

短所に関してですが…できればあまり多くは認めたくはないですよね!自分の弱みを挙げる際には、それをどのようにして強みに変えることができるのかを付け加えましょう。

例えば、自分は完璧主義者すぎる点が短所であると認めたとしても、裏を返せば、自分は仕事に熱心に取り組み、会社に貢献できる人材だというアピールにもなりますね。

4. Can you give me an example of a time when you XXX, and how you dealt with that?

ここでは過去の職場で経験した特定の出来事に対して、あなたがどのような対応をとったかについて聞かれています。近年増えている質問の一つなので覚えておいて損はないでしょう。

例えば、気難しい顧客の応対に困った経験談や、職場でとある問題に直面した時などのことを聞かれる場合が多いです。できるだけ実例を挙げて、自分はどういう行動をとったのか、どう解決策を導き出したかなどと、詳しく説明することにより、好印象を与えることができるでしょう。

5. Do you have any questions for us?

面接される側から逆に質問をするのは緊張することかもしれませんが、これはあなたの熱意をアピールすることができる絶好のチャンスなのです!

詳しい勤務時間など、確認したい項目がある場合もあるでしょう。積極的に質問をすることによって、その企業に対して興味がある姿勢を示すことができるのではないでしょうか。

後半ので回答編は、英語面接で回答するときに役立つフレーズをご紹介します。お楽しみに!